A様邸リノベーション工事
今回のブログは、先月工事の完了したA様邸のリノベーション工事の報告になります。
早速ですが、まずはbeforから・・・
A様邸はハウスメーカーさんの軽量鉄骨造でした。
その為、既存の構造部分等には手を付けるのが厳しく、
間取り等の制約がある中での工事となります。
また、交通量の多い道路に面している為、プライバシーの確保と
小さなお子様に危険の少ない動線の確保が設計条件となりました。
室内の方は広さは十分ながらも、使い勝手や明るさ、
照明や内装材による雰囲気の一新、
後はプライバシーの確保等が課題となりました。
それではａｆｔｅｒになります。
まずは外観から。。。
まず、道路から近い位置にあった玄関を敷地内で移動し、
アプローチの向きを変えました。
以前の玄関付近にはウッドデッキを作成し、
手摺の高さを調節して目線を遮るようになってます。
増築部分は以前の玄関とはイメージを一新し、
アクセントの木部やタイルの配置等にも拘っております。
玄関・ホールもスッキリとした印象に。
建具のデザインや各照明も打ち合わせを重ねて決めて行きました。
玄関ホールの隣には、家族用の玄関と収納を設置。
敷地奥の駐車スペースまで通り抜けも出来るようになっています。
玄関収納内部には、用途別の収納スペースを造作しました。
リビング・ダイニングスペースは既存の間仕切り壁を極力撤去し、
広々とした空間を確保しました。
打ち合わせ段階から家具の配置を決めてあったので、
通路等のスペースや、照明の位置関係もうまく纏まったと思います。
リビングの一角には畳コーナーを設置。
ここは以前、玄関があった場所ですが、近所の公園が見える良い場所だったので、
寝転びながら緑が見える感じに配置しました。
ＴＶ台は木工事と建具工事で造作しました。
A様自らオイル塗装をして頂いた事で床のアッシュ材ともなじみ、
良い感じに仕上がりました。
既存の廊下・階段スペースとの間仕切り壁は、上部をオープンにしガラスを入れる事で
明るさの確保と視線の抜けによる広がりが出たと思います。
建具は以前使用されてたものを再利用しております。
通りに面した部分には、一面ウッドデッキを作成しました。
手摺の高さや隙間の大きさを調節する事で、
プライベートな屋外スペースとして利用できると思います。
完成後、奥様とお子さんがお弁当を食べている所がとても微笑ましかったです。
今回、増築部分の屋上にルーフバルコニーも作成いたしました。
今まで間取りの関係から暗くなってしまっていた２階への階段・廊下スペースでしたが、
出入り口を設ける事で、明るさと風通りをもたらす事が出来ました。
少し広くなった部分にネコちゃんの家も配置できたので、
ご家族＋ネコちゃんにとっても快適なお家になったと思います。
ルーフバルコニーは十分な広さがあり、一部に屋根もありますので
多目的に使えるスペースになったと思います。
以上、Ａ様邸のリノベーション工事の報告となります。
最後に。。。
今回、工事としては難しい部類に入りますが、ご一緒に試行錯誤して、
結果、素晴らしい仕事をさせて頂けたと感謝いたしております。
Ａ様、長期間に渡りお世話になりました。
また今後とも、宜しくお願いお致します。
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